ここ数年リラクゼーションサンダルと呼ばれているサンダルがリリースされてますが、今回はその代表ともいえるOOFOS(以下ウーフォス)のOOahh(以下ウーア)サンダルを紹介します。
リラクゼーションサンダル
リラクゼーションサンダルは運動後の浮腫んだ脚をリラックスさせたり、脚の怪我等で普通の履物では衝撃が響く人の為に開発されたサンダル。
骨折や捻挫などの回復中は、上りは平気な階段でも下りとなると驚くほど衝撃が多く、普通に歩くのも困難です。
近年快適となった登山靴でも登山後はやはり脚が浮腫んでいるもの、普通のサンダルでもさほど問題ありませんが、やはり出来るだけ早く登山靴を脱いでリラックスしたい。
このようなケースでリラクゼーションサンダルは重宝します。
ウーフォスのリラクゼーションサンダル
ウーフォスサンダルとの出会いは2019年8月。取扱代理店のアルコインターナショナルの営業さんからの持ち込み。
デザインが優れてるわけでもないし、クロックスなどと比べて妙に高いなというのが第一印象でした。
しきりに試着を勧める営業さんに半信半疑となりながらも履いた所評価が一変。
「こんな履き心地の良いサンダルがあったんだ!」と衝撃を受けました。
正確にいうと今まで履いたどんな履物より履き心地が良く、歩くと少し違和感を感じるくらいです。
もう一発で欲しくなり、評価用と宣伝も兼ねて購入しましたが以来店内履きはウーフォス一択となっています。
耐久性
これだけ履き心地が良いのは余程柔らかい素材を使用してるはず、これは耐久性は期待出来ないな、と思いましたが暫く着用してみることにしました。
そして、7ヶ月後の現在、底面を見た結果が以下です。
使用状況は開店から閉店までの店内履きとたまに買い物で外出するときに着用する程度ですが、営業時間中は常に履いていたのでそこそこの頻度。
更に全く気を使わなかったので、浅く履いたり引きずって履くこともしばしば。総合的にかなり普通のサンダルと比較しても同じ使用状況でした。
それで殆ど減りが見られないのはちょっと驚きです。
サイズ感
店長は何とかの大足なので普段履いている靴のサイズは28.5か29cm辺りなので、ウーアはM10の29cmを選びました。
これで冬用の分厚い靴下を履いて軽く足を通すとかかと部分がピッタリ。奥まで足をしっかり通すと1cmほどかかとが余ります。
この状態で夏から冬まで全く困らず歩行にも支障はないので普段履いてる靴のサイズで大丈夫だと思います。
問題点
これほどの履き心地、耐久性であれば仕方ないとも思えますが、最も廉価なモデル「OOahh」でも¥6,380と少々高価。
さらに履き心地が良すぎる事が問題となり、多少慣れるとはいえ、このサンダルで長時間歩くのは困難かもしれません。
理由として低反発なので片足が着地したときに吸収したエネルギーがゆっくり戻ります。
反発で戻ろうとする時には既に片足が空中にあるのでエネルギーの恩恵は受けません。
だからこそ「リラクゼーション」となり得るので仕方ないとも思えますが、このサンダルで長時間歩くことを想定するのは止めておいたほうが無難でしょう。
バリエーション
ウーフォスサンダルは大きく分けてOOriginalとOOahhに分かれており、OOriginalは鼻輪付きのサンダル、OOahhはつっかけサンダルなので、1年を通して使えるのはウーアの方。
更にウーアは無印、Sport、Sport Fexとあり、Sportはロゴ付きデザインでSport Flexはロゴに加えて横幅調整機能付きですが、値段も高めなのでよほどデザインなどに拘らない限り無印で十二分にウーフォスの恩恵を得られます。
在庫品
OOahh 18Slateと20Blackのみのご用意ですが、試着後に他のモデルをご注文可能です。
OOahh 18Slate |
M5/W7-M8/W10((24cm-27cm) |
OOahh 20Black |
M6/W8-M9/W11(25cm-28cm) |
一度履けば誰もがその履き心地に驚くウーアサンダル、是非店頭にてお試しください。
※2023年現在取扱ございません