もうそこまで来ている冬にオススメの防寒着、ファイントラックのドライレイヤーウォームバラクラバを紹介します。
目次
バラクラバ
バラクラバ(balaclava)は日本語で言うと「目出し帽」の事であり、悪く言うと映画などで銀行強盗が顔を隠すために使ってるアレです。
一昔前までは前述の通り「銀行強盗」っぽいイメージとデザイン性の悪さで普及はイマイチでしたが、近年のアウトドア界隈では各メーカーが力を入れてきた事や包み込まれているような暖かさで急速に浸透してきました。
その甲斐もあって実際に店長も数年前から使ってますが、冬場の屋外ではもう手放せないほど愛用しています。
ドライレイヤーウォームバラクラバ
そんなバラクラバですが、以前紹介した「スキンメッシュソックス」をリリースしてるファイントラックからバラクラバのアンダーとも言える、ドライレイヤーウォームバラクラバが発売されました。
ドライレイヤーとはファイントラックが開発販売してるアンダーウェアの生地の名称であり、今季から冬のアクティビティ用として「ドライレイヤー®ウォーム」と呼ばれるバージョン生地を採用したスキンメッシュ系のアンダーを発売しています。
「ドライレイヤー®ウォーム」は通常のスキンメッシュと比較して
- 1.5倍の暖かさ
- KES評価法における「柔らかさ」、「つっぱり感のなさ」、「伸びやすさ」がいずれも上(※ファイントラックサイトより引用)
などの性能アップを果たし、その他にも抗菌防臭加工と静電気を抑制などファイントラックならではのハイテク加工が施されています。
使い方
上写真の目だけ出すという使い方に加え
という感じで色々な使い方が可能。
店長は上写真の様に外では常に着用し、必要に応じて口と耳だけ覆うという使い方をしています。
使用感
ほのかに温かい
SLOPERSの店内は展示スペースは温かいものの店長がいつもいるカウンター席は熱が届きにくく寒さを感じますが、当製品を着用するとフワッとした暖かさを感じます。
薄手なので首に巻きっぱなしでも全く邪魔にならず快適です。
更には頭部分のみ非着用だと耳も覆い隠せるので耳の冷えにも有効。
暖かさの割には非常に軽量で省スペース
写真のように畳めば非常に小さく、軽量であるので常に持ち運ぶのも苦ではありません。
臭くならない
抗菌加工が効いているのか、焼き肉を食べた後に着用し、あえて洗わず次の日にも使用してみましたが全く臭いはありませんでした。
静電気でパチパチしない
いかにもなフィット感なので頭から被ると静電気でパチパチしそうですが、11月現在の本格的な乾燥時期ではないにしても静電気は全く発生しませんでした。
絶対的な暖かさは足りない
あくまでもアンダーであり薄手なので自転車などではこれだけでは風を感じます。スノーボードやスキーなどでも絶対的な暖かさは足りないと思います。
真冬でのキャンプなどでも寒さを感じるかもしれません。
しかし、あまり風を感じず、激しい運動であるクライミングや常に発汗してる低標高登山などではこれだけでも十分、むしろこれ以上厚手だと暑さを感じるかもしれません。
本来であればこのドライレイヤーウォームバラクラバをアンダーとし、更に上位のメリノスピンバラクラバ(後日紹介予定)などを着用することにより、本格的な冬のアクティビティにも快適に対応しますが、普段使いではドライレイヤーウォームバラクラバだけでも十分であるケースが殆どです。
バラクラバとして考えるだけではなく、気軽に持ち運べる軽量・省スペースマフラーとして考えてみてはどうでしょうか。