今回は超軽量で安価なカスケードワイルドの「ウルトラライトフォールディングテーブル」を紹介します。

カスケードワイルド ウルトラライトフォールディングテーブル (¥1,836)

ウルトラライトフォールディングテーブルの特徴

ウルトラライトテーブルはポリプロピレン製の所謂プラスチックダンボール(通称プラダン)で作られており公称63g。

本来アウトドアテーブルと言えば、フレーム+天板であり、自ずと木製か金属製となるのですが「この手があったか!」という感じでね。

63g位はどの程度の軽さかというと身近にあるもので例えれば「砂糖大さじ7杯分」と言えばイメージが湧きやすいでしょうか。

素材が素材なのでバックパックなどに無理なくフィットさせることが可能、安価であるので破損も気になりません。

仮に折れなどがあっても簡単に手で修正可能であるので使用不能になるほどの破壊は逆に困難と言えます。

基本プラダンであるので熱に弱そうではありますが、プラダンはそもそも断熱材としての使用も想定されているので実は熱にも強く、公称で162℃、さらに耐荷重も4Kgとなっているのでこのテーブルに載せられるものであれば重さを心配することもなく、正にガンガン使えます。

但し、熱にも強いとは言っても火器の使用を推奨するほどではありません。

上記写真にアルコールストーブが乗っていますが、本来はカーボンフェルトなどの断熱シートを敷くべきです。

テーブルの必要性

さて、アウトドアにおけるテーブルの必要性は何でしょうか。

結論から先に言うと「安定した平面が得られる」事にあります。

その理由は一度試しにカップやバーナーを持って地面で使ってみましょう。

平坦に見える地面は石や砂利、泥などで「綺麗な水平面」が出ている箇所は殆どありません。

このような場所でカップはともかく、バーナー・ストーブを安全に使えるでしょうか。

火をつけてお湯が沸騰してくると中で水が暴れますが、傾斜や平面でない場所では沸騰と同時にバーナーが倒れかねませんし、そもそも砂利などがあればガス缶の底を点で支えることになるので実に不安定。

その点、テーブルを使えば地面の凹凸をある程度吸収。一度水平を得れればテーブル面全て安定した「面」を得られることとなり効率的です。

その他にもみすぼらしくなりがちな登山やアウトドアの食事がテーブル一つで何となく豪華になったような気がする「文化的生活感の向上」、

更には直接地面に食材やカップを置いたりすることへの雑菌付着を減らせる「衛生面の向上」があります。

このようにテーブルを持参することによって様々な恩恵が得られます。一度使ったら手放せないでしょう。

その他の機能について

  • 組み立てはスナップボタン(現在はテーブル支え部分のみマジックテープ)
  • スナップボタンにて二台連結可能(現在はマジックテープによ縦方向連結にも対応)
  • 逆さまにしてトレーとして(メーカー説明ですがちょっと苦しい)
  • 脚の凹みを利用して倒木にも使用可能

上記にもあるように現在は仕様変更され、一部リフレクター機能が追加されていますが基本性能は変わりません。


サイズは小さいですがあると重宝する「ウルトラライトフォールディングテーブル」、絶対のオススメ商品です

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