今回はアドベンチャーメディカルキット社のブランドであるSOL(SURVIVE OUTDOORS LONGER)のオールウェザーブランケットを紹介します
製品の概要としては「ちょっとカッコいいブルーシート」ですが、違いはブルーではなくオレンジです。
という冗談はさて置いて、ブルーシートと決定的に違う点は「暖かさ」となります。
用途
SOLオールシーズンブランケットの用途は敷物、つまりグラウンドシート代わりに留まらず多岐に渡り、
- 雨除けカバー
- 簡易タープ
- 保温ブランケット
- 運搬用シート
- 緊急用シグナル
などとして使用可能で、その大きな理由として片面のアルミ蒸着加工が挙げられます。
その構造は凝っており、網目状繊維がポリエチレン生地でラミネートされているので、この網目状繊維に蓄えられた空気が断熱効果を生み、単純にアルミ蒸着加工された製品とは違います。
その熱反射率は非常に優れており、保温ブランケットとして使用した場合は体熱の80-90%を反射します。
このように、シートとしては非常に高い熱反射性能を持つオールシーズンブランケットですが、その代償として本体の柔軟性が多少損なわれているので、若干折り畳みしずらく(とはいってもブルーシート程度です)、キャンプか、外岩クライミング向けと言えるでしょう。
サイズ感
本体サイズ152cm×215cmで二人用テントのグラウンドシートとして使用するにも十分なサイズです。
下写真はサーマレストネオエアーキャンパーSVのラージサイズを置いた所ですが、幅は十分、長さは少し余裕あるサイズ感です。
見た目
キャンプでのブルーシート使用率は非常に高いものがありますが、やはりそこはブルーシートで折角のキャンプに生活感が出てしまうのはなるべくなら回避したい所。
SOLのオールシーズンブランケットならキャンプ感満載でサイトの雰囲気を壊すことはないでしょう。
使用方法
普通に敷いてグラウンドシートとして使用するのが最も一般的で、4隅にグロメット穴があるので状況に応じてペグなどで固定も可能。
さて、どちらが表面(見える面)とするかですが、基本「熱を反射したい面がアルミ蒸着側」となります。
ということで地面に敷くなら「アルミ蒸着面が下」、体に巻くなら「アルミ蒸着面が体側」です。
アルミ蒸着面が見える側での使用というのはあまり考えられませんが、夏に簡易タープとして使用するならアルミ蒸着面を太陽に向けて熱を反射するべきでしょう。
更に、焚き火の近くに物を置いてガードとして使用する場合もアルミ蒸着面を上にするべきです。
今回はアウトドアブランケットの紹介第一弾です。
次回以降第二弾、第三弾と紹介しますのでお楽しみに!