クライミングで怪我防止や固定の補助で良く使用されるテーピングテープですが、何でもいいと考えてませんか?

今回は以前店長を骨折から救ってもらったジョンソンエンドジョンソンのゾナスを紹介します。

ジョンソンエンドジョンソン「ゾナス」

クライミングでのテーピングテープの性能

テーピングテープは大体どこのクライミングジムでも25mmで安い所だと200円前後、高い所でも300円前後ほどで買えます。

銘柄などが不明なので性能の違いなど全くないように思えますが、各種テーピングテープを使ってきた店長はクライミングに向くテーピングテープというのを模索してきました。

粘着力

テープであるので剥がれてしまっては何にもなりません。

では、粘着力が強ければいいのか?と言われればそのような事もなく、直接肌に貼るケースが多いクライミングでは粘着力があまり強力だと皮膚と強く密着して剥がすときに痛みを伴います。

とあるジムで販売されていた1個300円の銘柄不明のテープは粘着が強力すぎて覚悟決めながら5分かけて剥がしましが、数mmごとに顔が歪むほど痛かった事を記憶してます。

素材の強さ

テーピングテープの素材は固定テープであれば大体綿100%で、これも強ければ良いように思えます。

しかし、アンダーラップを使用し、膝や肘をガチガチに固定するような使い方ならばともかく、クライミングで使用する場合は大体の場合は指か手首なのでさほど強さは求められません。

それどころか強いばかりに逆に怪我をすることすらあります。とはいえ、弱いのは論外。

ジョンソンエンドジョンソンの「ゾナス」は生地の織り込み方が丁寧で必要十分な強さを兼ね備えています。

※乾燥時期は多少粘着力が強くなります。

左がノーブランド品の23mm、右がゾナス25mm。ゾナスの方が明らかに織り込みが丁寧で目が細かい

店長の実体験

出来事

数年前にPump秋葉原で登っていた時の話ですが、ある課題で不自然な体勢の着地をし、異常な角度で手を突きました。

この時グキッとした音が聞こえ「骨折を確信」。恐る恐る手首を確認するとそこには裂けたジョンソンエンドジョンソンの25mmゾナスの姿と何ともない手首が・・・

考察

店長はTFCC(三角線維軟骨複合体)損傷気味なため、常に手首にテーピングを巻いてましたが、この時支点となった部分に瞬間的な高圧力がかかりテープが破れて衝撃を吸収。

性能の良い自転車のヘルメットは内部の緩衝材が割れることで衝撃を吸収して頭を守りますが、この時の出来事も似た感想を持ちました。

100%ゾナスのお陰という証拠はありませんが、テーブが裂けたお陰で骨折を免れたと確信し、これ以後テーピングテープはゾナス以外使用していません。

手での切れやすさ

ゾナスは手で簡単に切れます。粘着部分を支点とすれば片手での切断も比較的容易、巻いてる途中で自在に切断出来るので実に使いやすい。

総評

以上のような理由にて、クライミングに使用するテーピングテープにおいてという但し書きが付きますがジョンソンエンドジョンソンの「ゾナス」に敵うテーピングテープはほぼないと言って良いでしょう。

ゾナス25mm×9.1m ¥330
用途:肘、手首、指等

ゾナス13mm×9;1m ¥220
用途:指等

SLOPERSでは13mmと25mmをご用意。実勢価格より大分安いご提供となるので是非クライミングにお試しください。

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