今回はフランス製BICの使い捨てライターを紹介します。
「使い捨てライターなんて何でもいいでしょ」 そう思ってませんか? いやいや、それが全然違うんです。
BICのライター
BICは1940年代に創業されたフランスの筆記用具のメーカーで、1973年頃に世界初の火炎調整機能付きの使い捨てライターを販売。
現在のBICライターは火炎調整機能がなくなりましたが、1980年頃から日本でも発売。
当時の喫煙率の高さやポップな色合いと長寿命で使い捨てライターといえば「BIC」というほど普及しましたが、近年では他の使い捨てライターが各種販売されあえてBICを選ぶ意味はないようにも思えます。
店長もBICを使用する前までは、やはり使い捨てライターなんてどれでも同じだと思っていました。
ところがBICを使用してみるとその異常なまでの「持ち」と「故障の少なさ」「着火性」で「これは他の100円ライターと全然違う」と強く感じるようになりました。
驚きの着火回数
J25ライターは公称でなんと1450回着火可能。
その理由は多くの使い捨てライターがブタンガスを使用してるのに対し、BICはよりコストが掛かるイソブタンガスを使用。
イソブタンガスはブタンガスに比べ沸点温度が低くので着火の失敗などで無駄なガス噴出を防ぎます。
この沸点温度の低さは寒冷地などでも有効であり、OD缶なども寒冷地用ではイソブタンガスの配合を多めにしてあります。
堅牢なボディ
普通の100円ライターはかなり乱暴な扱いを受けるので激安品などは数十回の使用で着火部分が壊れるのも珍しく有りませんが、BICのライターはガス切れまで一切壊れることはありません。
これは店長が30年近くにあたり使用している事からも実証されています。
さらに火炎調整機能がないこともポイント、この調整スライドがないことにより出っ張りが少ないのも堅牢性を上げるのに一役買っています。
実際、店長もBICを使って壊れた記憶は全くありません。非喫煙者にとっては「使い捨て」であるにも関わらず一生モノと言えるかもしれません。
ガス噴出量が常に一定
前述の通り、普通の使い捨てライターには火炎調整機能がありますが、BICにはそれがありません。
これは堅牢性を上げる以外はデメリットのように思えますが、気温に左右されにくいイソブタンを使用しているので火力が比較的安定。
さらに製造過程において完全なガスの噴出調整を行っており、使い終わりに近い時まで殆ど火力は新品時と変わらず。
店長の経験では使い終わり直前はごく小さな炎となりますが、それまでは着火に問題ない程度の火量です。
フリント式の着火装置
BICの使い捨てライターは一部を除き殆どがフリント式。
以前お伝えしたとおり、電子式は火花が少ないので酸素量が少ない高所では着火しにくい問題がありますが、フリント式ならば気温や酸素量に左右されにくい着火が可能です。
J25 ミニライター
BICのJ25はこのように優れた特徴を持つBICライターの一番小さいサイズ。
普段喫煙しない方でもこの小ささは登山やキャンプや災害などあらゆる火の着火において常備しておくのに最適サイズ。
大きいだけで携帯や常備を怠る事も多いので、肝心な時に「火がない!」という事態を防ぎます。
火の必要性
現代では火を発生させる道具の必要性は薄まっていますが、そういう現代であるからこそ、何か遭った時の火の重要性はより高まったとも言えます。
その非常時に確実に使えるBICの使い捨てライターは必須のツールと言えるでしょう。
アウトドアアイテムに限らず、「地球名物」と言えるほどオススメできる商品というのは滅多にありませんが、BICの使い捨てライターはその中の一つと断言できそうです。
是非多くの方に使っていただき、その良さを体験してください。
販売価格(税込)
1個 | ¥120 |
5個 | ¥500 |
10個 | ¥900 |
※販売もしていますが、火器類お買い上げのお客様には漏れなく差し上げます。