店長がアウトドアショップを開店するにあたって絶対に欠かせなかったJETBOILの紹介です。その理由は以下で。
JETBOILとは
すっかりおなじみになりましたが、知らない人の為に説明しますと、熱効率を高めた一体型クッカーです。
その最大の特徴はバーナー熱があたるフィンの構造。
車のラジエーターや、エアコンの室外機などでよく見かけるこのフィンですが、
これは熱伝導率の高い立体構造物(アルミとか銅)を周辺金属に付属させる事により、
接触面積を増やして単位面積当たりの放熱を増やすためのものです。
通常はこのフィンに風を当てて熱を飛ばし、冷えたフィンが熱を吸収というサイクルを繰り返します。
ジェットボイルの凄い所は、「この放熱のフィンって熱を排出するんだよね?じゃあ、逆にフィンに熱を当てれば効率良く熱を吸収出来るんじゃね?」と考えた所。
さらにアウトドアギアは通常クッカーとストーブは別体が当然な所をJETBOIL一体型としてコンパクト化に成功しました。
その性能は凄まじく、夏場ならば火を入れた瞬間にもう水がグツグツします。
凝った料理というのは縦型の構造上厳しいものがありますが、
登山では通常お湯しか使わないし、キャンプでもコーヒーを入れるためにお湯を使う機会は実に多く、
店長は今でもちょっとしたお出かけなどは必ず持ち出してお湯を沸かしています。
というわけで、間違いなくアウトドアクッカーで最初に買うべきアイテムです。
最初のJETBOIL
さて、今回何故JETBOILを扱うことになったかというと、その機能性はもちろんの事ですが、もはや宿命とも言える理由があります。
今から14年前・・・・
アウトドア業界の常識を変えるほどのインパクトをもったこの革命的製品に店長が懇意にしてるキャンプグループで飛びつきました。
皆で並行輸入品を共同購入したのですが、店長だけ2個購入。
もちろん1個は自分で使うためのもの。残りの1個は最初から売るつもりでした。
当時は当然販売網を持ってないので、オークションに出品したのですが、
あまり知名度がなかった事もあり、残念ながら原価に色がつく程度にて落札。
とはいうものの、それまで店頭はもちろんの事、オークションでも出品例がなく、事実上
日本で最初にJETBOILを販売したのは店長なのです!
ね?扱わないわけには行きませんよね?(笑)
現在JETBOILには多種に渡るモデルが存在してますが、今回は1番お買い求めやすいZIPモデルが入荷しました。
店頭でお買い上げの方には専用ガスJETPOWER100を二つプレゼントします。
モンベルの商品説明
ジェットボイル®最大のメリットである高い熱効率はそのままに、必要最小限の機能に絞ることで高いコストパフォーマンスを実現したシンプルなモデルです。
※点火イグナイターは付属しません。点火にはマッチ、ライターなどの火器が必要です。
保温クッカーと熱効率の高いストーブがセットになった簡単便利なアウトドア用調理器具。クッカーの底のフラックスリングが抜群の熱効率を実現しています。
クッカー側面を覆うネオプレン製のカーゴコジー(カバー)は断熱性が高く、調理中でもクッカーを素手で扱え、ヒートロスも防ぎます。カーゴコジーには、スプーン・フォークなどのカトラリーを差し込んで収納できるポケットも付いています。
カートリッジに装着して転倒を防ぐスタビライザーと、ほかのクッカーに対応するゴトクが付属します。
仕様
【総重量】400g (ガスカートリッジを除く)
【カラー】ブラック(BK)、サファイア(SAPHA)、STR(STR)
【サイズ】φ104mm×高さ165mm(収納時)
【容量】0.8L(調理容量は0.5L)
【素材】アルミニウム(カップ本体)
【出力】1134kcal/h
【ガス消費量】100g/h
【沸騰到達時間】0.5Lで約2分30秒(ジェットパワー1缶で約12Lの水を沸騰可能)