ユニフレームの「ごはんクッカープラス」に付属しているフライパンを紹介します。

ごはんクッカープラスフライパン ¥1,630

ごはんクッカープラス

ユニフレームの既存製品「ごはんクッカープラス」は折りたたみハンドル仕様のライスクッカーとアルミクッカー、さらに今回紹介の黒皮鉄板製のフライパンが付属した豪華なソロクッカー。

ごはんクッカープラス ¥5,500

この仕様で税込み¥5,500と異常なコスパで好評ですが、SLOPERSではあえてフライパンのみに注目してみました。

焚き火で使用するクッカー

昨今のキャンプブームで焚き火台への需要も高まっていますが、焚き火での調理はBBQかダッチオーブン位しか考えられないのではないでしょうか。

というのも、ガス器具とは違い、温度調整がしづらい焚き火での調理はアルミ製のクッカーを使えばそのアルミの融点の低さから使用には若干躊躇します。

アルミで出来たクッカーというのは非常に多く、かの「飯盒」もアルミ製であることを考えると実際は空焚き以外ではアルミ製クッカーでも殆ど問題が起きることはありません。

焚き火では鉄製がベスト

このようにアルミ製クッカーを焚き火で使用しても殆ど問題ありませんが、保温力や調理のしやすさ、美味しさと言った点で考えると焚き火での使用が不向きである事は調理経験やキャンプ経験がない方でも何となく理解してもらえると思います。

その最大の理由としてアルミは熱伝導性に優れるので火にかけると直ぐに熱くなりますが、火が弱いとあっという間に温度が下がります。

この温度の激しい上下が調理には向きません。

火力が一定のガス調理器ならば良いのですが、一定の火力を焚き火で保つのは非常に難しいものがあります。

鉄製のクッカー

となると、焚き火のように燃え盛る炎でもビクともしないほど火に強く、蓄熱性も高い鉄製のクッカーを使用したいものですが、手入れの悪さや重量などが問題。

バイクでのツーリングや、ソロキャンプではなるべく荷物も重量も減らしたいのであまり大げさな鉄製クッカーは持って行きたくありません。

ごはんクッカープラスに付属のフライパン

折りたたみハンドルで収納もスッキリ

ごはんクッカープラスに付属するフライパンは小さいサイズながらもユニフレームお得意の黒皮鉄板製。

錆止めにラッカーが塗ってあるのでシーズニングは必要ですが、鋳物ではないので落としても凹むだけで割れたりしません。

更に多くのダッチオーブンやスキレットが洗剤禁止であるのに対し、こちらは洗剤使用可能で物理的にも精神的にも清潔に保てます。

ごはんクッカープラスフライパン仕様

サイズ φ14.3×3.5(深さ)cm
重量 250g
材質 黒皮鉄製(クリアラッカー焼付け塗装)

多くの鉄製フライパンがハンドル付き、または別途リフター使用なのに対し、折り畳みハンドル付きで収納にも便利。

リフターは持参を忘れることもあるので嬉しい配慮ですね。

ちびパンとの比較

ユニフレームはちびパンというこれまた人気の小型フライパンがありますが、収納性と底部のサイズはごはんクッカープラスフライパンが上。

右はちびパン

ちびパンは円錐形状なので実際はごはんクッカープラスの方が大きめの食材を入れられます。

残念な事にちびパンのリッドはサイズ的には問題ないもののカチッと嵌りませんので事実上使用不可

ちびパンのリッドは乗りますが、乗ってるだけでピッタリとはいきません

カチっとしたリッドが使用したければごはんクッカープラスそのものを購入してください。

ごはんクッカープラスに付属のリッド。フライパン自体はライスクッカーと同じ計であるのでカチっと嵌ります

ごはんクッカープラスフライパンの将来

焚き火や直火にガンガン使用出来、お手入れも悪くない、しかも収納性抜群という「ありそうでなかった」仕様のフライパンです。

店長は完全に見逃しており、以前参加のユニフレーム展示会で発見しましたが、店頭でのお客様との会話からその潜在需要は非常に高いといえます。

ユニフレーム開発担当の方に「もう少し大きいサイズでリッドもフチありの専用品を」という希望を出したので近い将来開発されるかもしれませんね。

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