ジェットボイルブランドであるジェットゲージの紹介です。
不要な道具?
馴染みのない人にはサッパリな商品ですが、何とジェットボイルで使用するガス缶の内容量を調べる商品です。
いやいやいや、こんなのいらんでしょ。これがこの商品を最初に見たときに感じた店長の率直な感想です。
考えても見てください。ただ重さを量る「はかり」にすぎません。
代用品はいくらでもあり、敢えて買う必要性は全くありません。
「これが意外と人気あるんですよ」モンベルの営業さんが自信ありげに答えるのが不思議でした。
必要な場面
その機会は意外と早く訪れました。ジェットボイルを持ち出すためにガス缶を探していた時の事です。
店長は緊急マージンを人より多く取りすぎる傾向がある性格で、この時もガスが足りずに現地で使用出来なかったらどうしようと考えてしまい、まだ残量のあるガス缶を避けて新品のガス缶を用意しました。
この時に、「あれ?残量が正確に分かれば新品の缶はいらないかも」と考えましたが、どの位残量があれば良いのかイマイチ判断出来ませんでした。
必要なのは空と満タンのガス缶の重量ですが、満タンはともかく、空のガス缶の重量が分かりません。
今でこそそれぞれの重量が分かりますが、そもそもその数値を覚えておくなど加齢で脳がすっかり弱った店長には無理で、スマホのメモアプリなどで記載しておけば思い出せますが、肝心のはかりを準備するのが面倒くさいですよね。
というわけで、ガス缶の内容量を知るには
- 空のガス缶の重量情報
- 満タンのガス缶の重量情報
- はかり
が必要で、毎回出かけるたびにこのような準備なんかやってられません。
が、ジェットゲージなら何も考えず一発で分かります。
ジェットゲージの機能
残量計測
上写真の様に、残量を%で表示します。取り付けはガス缶用のネジが切ってあり確実です。
内容量100g缶の他に、230g缶と450g缶(日本未発売)の計測も可能です。
重量表示
当然ながら単純な重量表示も可能(計測範囲1~2500g)
精度について
空の100g缶で試したところ、2~4gほどの差(満タンでも同じ)がありました。
吊り下げ式のはかりは精度が出しにくい(揺れると加速で重量が変化し、傾けると重量センサーが誤動作する)のでこの位なら許容範囲ですね。
使ってみると確かに便利なジェットゲージ、是非使ってみてください
※9/17現在、店頭在庫ありません。