メーカー商品説明より

食器や衣類に使用できる、合成界面活性剤無添加の液体石けんです。
天然植物油を原料に、釜焚き製法で100時間かけて焚き上げ、
さらに手肌にやさしいユキノシタエキスを配合しました。
洗い流した石けんは微生物によって生分解されます。

エコソープ200ml ¥772(税抜き¥715)

エコソープとは

アウトドアで使用する洗剤ですが、アウトドア用洗剤?とピンと来ない方も多いと思います。

何故このような物が販売されているのでしょう。

昨今環境問題が色々騒がれているのはご存知の通りですが、洗剤に関しては余り話題になることがないながらも実は問題を抱えています。

その正体が界面活性剤で環境や人に対する影響は長くなるので詳しくはこちらを御覧いただくとして、この商品はメーカー説明にあるように界面活性剤を使用しておりません。

界面活性剤とはいわゆる合成洗剤(=中性洗剤)に含まれる洗浄成分の事で家庭のキッチンで使われてる普通の洗剤の事なのですが、

キャンプ場では合成洗剤の使用を禁止してるところがあり、そういう所は下水を経由しない排水方法を取らざるを得ず、環境を直接汚してしまう可能性がありますが、本製品を使えば最終的には分解されて安心・・というわけです。

洗浄性能

用途は食器洗いに留まらず、洗濯や、体を洗うことも出来、マズイのであまりオススメはしませんが歯すら磨けます。

これも使用しても分解されるというエコソープの性質によるものですが、その代償として洗浄性能は合成洗剤には劣ります。

劣りはするのですが、店長はキャンプ場での洗い物で当製品を使用して少なくても不自由を感じたことはなく十分だと感じてます。

SLOPERSのエコロジカル

洗浄性能は兎も角として、自然に出るからには自然を尊重するという姿勢は素晴らしい!だからエコソープを使って!などと言うつもりはありません。

もちろん誰しもがやりたい放題やれば、環境破壊が進み、資源枯渇、食糧難が待っており、空気すらマトモに吸えなくなる可能性すらあります。

自分の生きてるうちは問題なくても子孫に迷惑をかけますよね。これからの時代、エコ意識は人として必ず考えねばならない問題と言えるでしょう。

とは言うものの、エコを標榜すると若干の胡散臭さを感じるのも事実ですし、環境、環境言い過ぎるのも生き辛くなってしまいます。

エコを標榜しすぎて仲間内で1人だけ極端な事を言えば、所謂「空気読めない」人扱いされる事もあるし、「あいつウルサイ」などと陰口を叩かれることもあるでしょう。

正しいことしてるのに納得いかない。その通りです。その通りではあるのですが、とりあえず自分が出来ることだけしませんか?

SLOPERSとしてはエコを標榜するというよりも、ちょっとだけカッコよく生きようという姿勢です

  • ゴミのポイ捨て→最終的には誰かが片付ける。
  • ゴミの分別をしない→最終的には誰かが分別する。
  • 下水に行かない排水で大量の合成洗剤を使う→地面を汚し、なんらかの分解を待たねばならない。
  • 空気を大量に汚す→誰かが息苦しい思いをする。
  • 資源をガンガン使う→枯渇して子孫が迷惑を被る。

どれも最終的には見えない「誰か」や「何か」に頼ったり迷惑をかけていることになり、それを見なかった(知らなかった)事にするのはカッコ悪いと思いませんか?

もちろん店長も人に言えるほど環境保護は余り出来ていません。

ゴミの分別は徹底的ではないにしろ普通に行い、ポイ捨ては絶対にしない。その程度です。

この程度のレベルですから、ブログに書くほど偉そうな事言えるか?と言われれば「すいません」としか返せませんし、どの口がそんな事言ってるの?と問われれば「こんな口」とヘラヘラすることしか出来ません。

そんな店長ですが、少なくてもキャンプではなるべくエコソープを使うようにしています。

実は売ってる所が少なく(残念ながらお店ですらこの有様)、入手に苦労するのでSLOPERSで扱うことにしました。

出来ることをやってみる。それが結果としてちょっとカッコ良く、しかもエコになる。

そういう考えでいたいものですね。


 

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